包茎手術の後遺症とリンパ液

包茎手術の後遺症とリンパ液

包茎手術後に嘆く男性

包茎手術の後に、一時的に陰茎が腫れてしまうことがあります。この腫れは術後の生理現象と言われていて、人によっては勃起すると陰茎が浮き輪のようにむくんでしまうということがあります。これは陰茎の静脈やリンパ液の流れが悪くなって起こるもので、一時的なものとされています。

 

静脈やリンパ液の詰まりは術後しばらく経つと自然に治まる人がほとんどなので必要以上に怖がらなくてもいいでしょう。血液の循環が戻れば次第に腫れも引き、勃起時のむくみも気にならなくなります。

 

ただし、稀に包茎手術後かなりの時間が経ってもこれが改善せず、陰茎の形が変形してしまう人がいます。陰茎の変形は後遺症の一つで、後遺症の代表的なものに、「ペリカン変形」というものがあります。ペリカン変形は陰茎の裏側でリンパ液がつまり、そこが膨らんでペリカンのくちばしのように見えるというものです。

 

こうなってしまうと、再手術をしなければ改善できないので、腫れが引かないという場合には医師に相談することが大切です。包茎手術をする際には、後遺症などが発症することを考えてアフターケアや保証がしっかりしているクリニックを選びましょう。

 

また、手術後にトラブルが起きた際に自身で対処しようとする人がいますがこれは厳禁です。陰茎はデリケートな部分で、何度も病院に行くのは恥ずかしいかもしれませんが、自己判断での処置は症状を悪化させてしまうリスクの高いものです。手術後に異常を感じたら、たとえ小さなものでも必ず医師に相談してくださいね。

カントン包茎手術